23 Feb. 2019
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店舗のすみ、ほんの小さなコーナー。 ここにプライベートのギャラリーを設け、主にモノクロフィルムを用いて撮影した写真を展示しています。 目的はなく ーただ撮りたいー それがレンズを通して対峙している時の心持ち。 大きく引き伸ばすのも、自身で確認してみたいが為。 でもやはり、どなたかに観ていただたけるなら、それは率直にとても嬉しい事。 お気軽にお立ち寄りいただければ幸いです。 |
その仕組みがミラーレスのデジタルカメラに適応することを知った時には、 実に納得すると同時に、飛び上がるくらいわくわくしました。 最先端技術の塊、画像素子のすぐ先に自分で小さな穴を開けた蓋があるだけ。 実に夢がある、ロマンがある、そう思います。 いつでも、「見た」ものではなくて「感じた」ものを表してくれている、そんなツール。 ゆったりとした気持ちで対象に向き合って、お手製ピンホールカメラで撮った写真です。 *A ←zoom PENTAX Q10/pinhole customized 夏、河沿いから眺める陸橋と雲。小さな小さな穴の向こう、ずいぶん昔の記憶と同じ光景。 *B ←zoom PENTAX Q10/pinhole customized 露光時間が長い為なのか、いつでも自然と時間が止まりそうな(止まってはいない)写真になります。 そこが、魅力の一 つです。 *C ←zoom PENTAX Q10/pinhole customized 不思議になだらかな独特の階調、ガラスのレンズ越しに受け止めた光とは大分違う様に思います。 *D ←zoom PENTAX Q10/pinhole customized 本当は人がいたのに写っていない… 絶対ないけれど、そんな気持ちに時々なる、そんなカメラ。 *back issue
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